もう既に夫のことは嫌いでした。
ですから浮気をしているとは思ったけれど、
別にどうという事もなく、たんたんとすごしていました。
ある時からよく洋服を買ってくるようになりました。
ソフトスーツと言うんでしょうか?
おしゃれな、遊んでいる感じのスーツ。

夫はそんな感じの服を着るタイプではなかったし、もちろん仕事でも必要ありません。
可愛い感じのTシャツ。名前は忘れましたが、何かのブランドだったと思います。
今までは選んだことのない、若い感じで、その時の彼女に勧められたようでした。
そんなことが続いているうちに、帰ってこない日がありました。

夫は当直のある仕事でしたが、当直がある日は「今日は当直だから」と、
必ず言ってくれましたし、帰れない時は電話をくれる人でしたので、
すぐ「ピン」とわかりました。
悔しいとは、別に思わなかったけれど、私の中に離婚へ向けての覚悟が、
固まったような気がします。

その後はまめに、お財布やポケットを気づかれないように探りました。
飲食店に二人で入った時のレシート(男1女1とか書いてあるから)、
彼女に買ったと思われるバッグのレシート、旅行をした時のホテルのレシート、
など証拠になるものはいくらでもありました。
ばれたら困るのなら、外に捨ててくれば良いのですから、
私は舐められていたとい言うわけですよね。
私は、取れそうなときは、夫の財布からお金を抜いていました。
だって離婚後の生活を考えたら、お金は少しでも多く欲しいですから。
何となく「他になにかないかな~」と思って、夫の部屋を探ってみました。
女性と写したプリクラがありました。
若ぶった格好をしていてバカっぽかったですね。
女性と本気で結婚を考えていたのか、
女性の事を興信所で調べてもらった際の、領収書もありました。
「こういう事をする人なんだ」と思いましたし、
「私と結婚する時も調べたのかな~」とおもいました。
どうせ離婚するので、私にばれても構わないから、
こうやって何も隠さなかったんでしょうね。

「これって私は、浮気をされているって言うんだよね」・・・と思ったけど、
怒りもわいてこないし、何て言うんでしょうか?
他人事のようで、本当に浮気に関しては何とも思わなかったんです。
結婚する前も、した後も夫の事は嫌いでしたから。
その後離婚しました。
娘は私が引き取ったし、出来る限り養育費ももらいました。
もちろん離婚して良かったです。
本当に夫を愛していたなら、苦しんだのでしょうけど、私にそんな感情はありませんでした。