私の元旦那は、二人目の子供を妊娠中に浮気をし、不倫関係を約1年半続けていました。
不倫が発覚したのは旦那の初歩的なミスからでした。

携帯電話の画面を表示させたまま寝ていたことです。
そこには不倫相手とのいやらしい内容のメールが表示されていました。
すぐに起こして問い詰め、彼女に別れのメールを送らせました。
その後私は出産のために里帰りをし、浮気の再燃を気にしながら次男を出産しました。

数か月後、自宅にもどり、家族4人で新しい生活をスタートさせたわけですが、
私の心配は現実のものとなってしまいます。
旦那の弁当箱を洗おうと鞄を漁っていると、中から避妊具を見つけてしまいます。

さらに鞄の中を調べるとクレジットカードの利用明細が。
その項目には近所のラブホテルの名前が載っていました。
やはり不倫相手とは里帰り中も続いてたのです。

怒りが頂点に達した私は、再度彼を問い詰め、相手の女性の名前を聞きしました。
その後、彼のSNSの友達リストから彼女を探し出し、
もう二度と会わないという誓約書を書いてほしいとメッセージを送りました。

彼女は意外にも素直に応じ、
後日喫茶店で待ち合わせをして誓約書を書いていただきました。
内容は
「今後一切彼と連絡を取らない、会わない、約束を破った際は
こちらは離婚するので慰謝料300万円を即金で支払うことに応じる」
というものです。
誓約書を書く彼女の左手の薬指にはきれいな指輪が光っていました。
これは挑発されているなと、私のよくわからない闘志に火が着きました。
彼女は何も言わず、すんなり誓約書にサインをし、ハンコも押し、
こちらが用意したフォーマット通り、ご丁寧に住所も書いてくれました。
私が旦那ではなく、なぜ彼女に誓約書を書かせたかというと、
これからの私の計画にはなくてはならないものだったからです。

まずは、
「一切会わない、連絡も取らない」という約束を破っている浮気の証拠を掴みます
私が彼女と接触して以降、旦那は私と口を利かなくなりました。
反省しているわけではなく、完全にふてくされています。

私はこの状況を「彼が反省して落ち込んでいる」と思っているふりをして、
「しばらく実家に帰るから、今後のことゆっくり考えてほしい。
私はあなたとやり直したい」と伝えました。
私の実家は遠方にあるので、
不倫を継続させているであろう旦那にとって妻が遠距離にいる期間こそ、
彼女と逢瀬を重ねるだろうと考えました。

そして私は帰省した当日の夕方から翌日の夕方までの24時間、
探偵に彼を見張るよう依頼をしました。
日時の指定はかなりの賭けでしたが、彼は早く不倫相手に会いたいはず。
そう思って依頼をしました。

後日探偵からの調査報告を聞くと、私はなぜか小さなガッツポーズをしていました。
尾行を依頼した日時がビンゴだったからです。
証拠写真には、二人が仲良く焼肉デートをしている姿、
彼女の車に二人が乗り込む姿、
その車がラブホテルへ入っていく瞬間がばっちり撮られていました。

これで約束を破ったことが証明されたので、
まず彼女に慰謝料請求の内容証明を送ります。
彼女はバレていないと思っているわけですから、当然否定してきます。
そこで私は探偵を使ったことを伝え、証拠の写真があることを伝えます。
同時に旦那にもある選択をさせます。
「今すぐ彼女と別れて家族で遠方に引越すのであれば
彼女に慰謝料は請求しない。
それが無理でどうしても離婚したいなら彼女に300万円請求する」
この2択は、彼女を守って自分が身を引くのか、
彼女に負債を負わせるのかという、
彼にとっては究極の選択です。

好きだから守りたい、でも離れたくない、そんな気持ちを利用した選択です。
彼にこの選択をさせ、どちらを選んでも私は損をしない結末を迎える、
というのが私の計画だったのです。
私はというと、浮気されて悲しい気持ちもありましたが、
彼が戻ってきてくれるなら子供たちのためにも再構築したい、
でもどうしても無理なら、ただでは引き下がらない。
当面の生活費は支払ってもらうと心に決めていました。
結果、彼はしらを切って好きにしろと言うので、私は彼女に慰謝料を請求、
結果200万円を分割で支払ってもらうことで合意しました。

その後彼に離婚届を突きつけて私の計画は完遂されました。
できることなら探偵費用を払うことなく、自分で証拠を掴みたかったですが、
乳飲み子を連れて尾行できるわけもなく、
性能のよいカメラを持っているわけではないので、
探偵費用の何倍もの慰謝料を手に入れる為には必要なことだったなと思います。