私には付き合い始めて3年の彼がいます。
彼と学生時代からの友人の美由紀。
美由紀の彼、隆の4人で夏の休暇を利用し軽井沢の貸別荘に行きました。
軽井沢でゴルフやアウトレットでの買い物と休暇を満喫していました。

 美由紀の彼の隆は、都内でも有名なスポーツジムのインストラクターをしています。
肌は褐色に焼け見るからにスポーツマンと言った男性です。
美由紀に「彼、スポーツジムでも持てるでしょう。心配じゃない?」と聞きました。
美由紀は「そうなのよ。熟女のおばさま達が誘って来るみたい。」と
満更でもなさそうにしていました。

 貸別荘に戻り夜はバーベキューをすることにしました。
4人ともいい調子でビールを飲みかなり酔いが回っていました。
昼間のゴルフ疲れで私の彼と美由紀は夢の中です。
バーベキューの炭火を見ながら隆に
「美由紀がジムでおばさま方に誘惑されて心配って言ってたわよ。」と言いました。
「そんなことないよ。」と隆が笑いながら答えました。「隆君、カッコイイしね。」
と言うと、数分沈黙が流れました。
 
「二人とも起きそうもないから片づけようか。」と
隆がバーベキューコンロを片づけ始めました。
音をさせないように食器を片づける手が隆の手に触れました。
私が「あっ・」と声を上げました。
隆は自分の唇に人差し指を当て小さく「シッ・・」と言い、
二人で食器をキッチンに運びました。
片づけ終わっても私の彼と美由紀は起きる気配がありません。
私は隆と二人で話をしていました。
私は隆と話をしながら隆に惹かれていくのを感じていました。
美由紀が目を覚ましました。
「わぁ、寝ちゃったんだ。片づけ・・あっ、終わってる。」と
大きな声を出し私の彼も起きました。

 翌日もゴルフに出掛けました。隆が私に「東京で逢えないかな。」と耳元で囁きました。
私は即座に「大丈夫。」と返事をすると隆は私に紙切れを渡しました。
その紙切れには隆の連絡先が書かれていました。東京に戻り数日が経ちました。
日を追う毎に、隆に渡された紙切れが気になっていきました。
私は隆に渡された番号に電話を掛け逢う約束をしてしまいました。

 待ち合わせ場所で私は隆に言いました。「好いのかな・・二人で逢ったりして」
「そんなこと言わないの。」と言いながら隆は私の手を取り歩き始めました。
私は初めて恋人とデートをしているような気分でした。
その日私は、隆と一夜を共にしてしまいました。
数日後、美由紀の提案で4人でご飯をしました。
隆と私は何事も無かったように振る舞っています。
隆との関係は今も続いています。
しかし、私は私の彼と別れる気持ちはありません。
隆も美由紀と別れることはないでしょう。